スーパーの青果部門は大変?実際に働いてみた
こんにちは。きまぐれねずみです。
私以前はスーパーで正社員として働いておりました。
スーパーってすごく身近な存在ですよね。
その地域の食を支えてると言っても過言では無いかもしれません。
でも実際働くのってどうなんだろう?
「いつも募集してるけど人間関係悪くて辞める人多いの!?」
「商品並べるだけなら私にもできるかも!」
とか色々気になりますよね。
今回はスーパーの青果部門についてお話したいと思います。
パートやアルバイト等考えている方の参考になれば幸いです。
青果の仕事ってどんなイメージ?
ただ漠然と楽そう?
鮮魚や惣菜よりはニオイも気にならないし良さそうじゃないかって?
ん〜残念!!
ちなみにこれは私の働く前のイメージです。
実際はなかなか大変です!
「普通に考えればわかるでしょ?」
というツッコミは受け付けてません(笑)
働いてみて大変だったこと
①重い物が多い
何が大変かと言えば、重いんです。
野菜や果物1つはそこまで重くないのですが、納品されるときは元々段ボールやコンテナにまとめて入ってきます。
一箱10キロはザラで、重たいものだと20キロの物もあります。
玉ねぎやバナナをはじめ、ほとんどのものは重いです。
中には持ち手のないダンボールや紙袋など持ちづらい形状の物もあり、変な力が入ってしまったりします。
これを台車などに積み替えて作業場や冷蔵庫まで持っていくわけですから、腰や腕を痛める人は多いです。
正直最初は持てませんでした…。
自分の頭より上にある20キロの商品をどう降ろせと???
ひ弱だった私はさくさく作業するパートのおばちゃんを見て化け物かと思ってましたよ。
まぁ普通のスーパーだったら力自慢の男性社員がホイホイと荷さばきしてくれるのかもしれませんがね。
でも御心配なく!
人間なにごとも慣れです。
重くて持てないを繰り返してるうちに軽々と持てるようになるんです。
先程も言いましたが、くれぐれも腰には気をつけて!
腰痛が悪化して病院通いになったり、ひどいと仕事を辞めてしまう方もいます。
重いものを持つ時は腰を落として、腕にしっかり力を入れて下半身で持ち上げるようにして下さいね。
②手あれ
水仕事も多いですし、段ボールも潰さなきゃならないので、手荒れもします。
衛生上、絆創膏貼って素手で作業することはできないですから、水絆創膏か作業用手袋をはめることになります。
ただ手袋しながらだと仕事が遅くなってしまいます。これが悩ましいところ…
どうしても素手で作業しなければいけない場面もあるので、手の皮膚が弱い方にはキツイ仕事ですね。
私も皮膚が弱く、指先が割れたりしていたので夜寝る前にユースキンのハンドクリームやオイルを塗って絹の手袋をはめて寝ていました。
傷の治りも早かった気がします。
働いてみて良かったこと
さてここまではネガティブな情報ばかりお届けしてきましたが、楽しいことだってありますよ。
①旬の野菜や果物の知識がつく!
結構お客さんに聞かれるんですよ。
「○○ってどうやって食べるのが美味しい?」
とか
「美味しい○○選んで!」
とかね。
すぐ説明できますか?
店員でありながら「わかりません!」
これじゃあお客さんも自分も悲しいですよね。
今まで食べたことなかった食材を自分で料理してみたり、調べてみることによって新しい発見がありますよ。
商品を陳列しながら鮮度チェックも同時にしなければならないので、見る目も養われますしね。
だんだん美味しいものがわかるようになってきますよ。
②安くなる時期がわかる
買い物に行くと
「昨日までは安かったのに高くなってる〜!」
と驚いたことはありませんか。
大手のスーパーであれば、前もってバイヤーと問屋が話し合って次週の価格を店舗に連絡していきます。なので数日前には値段が上がるのか、下がるのかが大体わかるわけです。
「なす1袋198円から298円に上がるから、早めに買っておこう」
というように、無駄な買い物が防げます。
100円の違いって大きいですよね。
特売情報も事前にわかるので「昨日買っちゃったのに…」ってこともなく、お得に買い物できますよ。
最後に…気になる人間関係はどう?
これはどこの職場にも言えることだと思いますが、まずは一生懸命仕事を覚える。
まずそれからかなと。
覚えないうちはおんなじミスを繰り返したり、作業が遅かったりして怒られることも多々あるでしょう。
作業場は戦争状態でスピード勝負なので。
私もそうでした。
だけどできないんだから怒られても仕方ないかなって。
怒られないように頑張る。
それでも理不尽に何か言ってくるような人であれば考えますけどね。
その人より仕事ができるようになれば、自分の地位も上がっていくと思いますよ。
見てる人は見てくれてますよ。
まずは一番仕事ができる人を目指しましょう!
上司だって仕事ができない人より、仕事ができる人を可愛がりたいものです。
少し脱線しましたかね?
以上青果部門の仕事のおはなしでした!
ではまた。